買ってよかった家電No.1はドラム式洗濯乾燥機|ヒートポンプ式の電気代も比較

時短家電・買ってよかったもの

私は、一人暮らしのころから家電を買うのが好きでした。

特に洗い物が嫌いで、一人暮らしなのに食洗機を導入。ほとんど使っていなかった3口コンロの一部をつぶし、ホームセンターで買ってきた板を置いて、その上に工事不要の据え置き型食洗機を設置していました。

今思えば、なかなか強引な置き方です(笑)。

そんな私が、これまでに買った中で「一番よかった」と思っている家電が、ドラム式洗濯乾燥機です。

※同じ設置方法を推奨するものではありません。食洗機を設置する際は、メーカーが定める耐荷重や熱源との距離、給排水の条件などをご確認ください。

「洗濯物を干す」という家事がなくなった

ドラム式洗濯乾燥機の何がよかったのか。

一番は、「洗濯物を干す」という工程がなくなったことです。

洗濯物を1枚ずつ取り出して、シワを伸ばし、ハンガーや物干しにかける。乾いたら取り込んで、ハンガーから外す。

ひとつひとつは難しくありませんが、毎日やるとなると、それなりに時間がかかります。

特につらいのが冬です。

寒い朝に、冷たい洗濯物を持ってベランダに出る。仕事へ行く準備で忙しい時間に、これはかなり大変でした。

ドラム式洗濯乾燥機を買ってからは、洗濯物を入れてボタンを押せば、乾燥まで終わります。

天気を気にする必要もありません。夜に洗濯しても、朝には乾いています。

わが家では、ドラム式洗濯乾燥機が単に洗濯を便利にする家電ではなく、「干す」という家事そのものをなくしてくれました。

洗剤・柔軟剤の自動投入も付けてよかった

購入するとき、会社の先輩からすすめられたのが、洗剤と柔軟剤の自動投入機能でした。

洗剤を量って入れるくらいなら、大した手間ではありません。

そのため、価格が上がることもあり、最初は自動投入機能を付けるか迷いました。

ところが、実際に使ってみると、これが想像以上に便利でした。

洗濯物を放り込んで、ボタンを押すだけ。毎回ボトルを取り出し、キャップで量り、洗剤と柔軟剤をそれぞれ入れる必要がありません。

家事は、こうした小さな作業の積み重ねです。

1回にかかる時間はわずかでも、毎日続けば、それなりの時間と手間になります。自動投入は、その小さな作業を毎日ひとつ減らしてくれます。

購入前は「なくても困らない機能」と思っていましたが、今では付けてよかった機能のひとつです。

名前だけを見ると違いが分かりにくいのですが、熱の作り方が大きく異なり、それが電気代にも影響します。

わが家が選んだのはSHARP ES-W114

少し前の型ですが、現在わが家で使用しているのは、SHARPのドラム式洗濯乾燥機「ES-W114」です。

洗濯容量11kg、乾燥容量6kgのモデルで、洗剤・柔軟剤の自動投入や、乾燥フィルターの自動お掃除機能も搭載されています。

乾燥方式は、ヒートポンプとサポートヒーターを組み合わせた「ハイブリッド乾燥NEXT」です。

購入するとき、私は乾燥方式を「電気乾燥タイプとヒートポンプタイプ」と考えていました。しかし、正確にはどちらも電気を使います。

主な違いは、次の2種類です。

  • ヒーターを中心に空気を温める「ヒーター式乾燥」
  • ヒートポンプを中心に熱を再利用する「ヒートポンプ式・ハイブリッド乾燥」

名前だけでは違いが分かりにくいのですが、熱の作り方が異なり、それが消費電力量や電気代にも影響します。

ヒーター式乾燥の仕組み

ヒーター式は、電気ヒーターで空気を温め、その温風を衣類に当てて乾かす方式です。

イメージとしては、ドライヤーの温風で洗濯物を乾かす方法に近いと思います。

仕組みが比較的シンプルで、コンパクトなドラム式洗濯乾燥機にも採用されています。

一方で、乾燥中にヒーターを使って空気を温めるため、ヒートポンプ式と比べて消費電力量が大きくなりやすいのが特徴です。

SHARPの2023年度モデル「ES-K10B」は、ヒーターセンサー乾燥を採用しています。洗濯から乾燥まで6kg運転した場合の消費電力量は、約1,880Whです。

ヒートポンプ式・ハイブリッド乾燥の仕組み

ヒートポンプ式は、電気ヒーターだけで高温の風を作るのではなく、空気中の熱を集めて再利用しながら衣類を乾かす方式です。

仕組みはエアコンや除湿機に近く、次の流れを繰り返します。

  1. 温風を衣類に当て、水分を蒸発させる
  2. 湿気を含んだ空気を冷やし、水分を取り除く
  3. 乾いた空気を再び温める
  4. 温風をドラム内に戻す

わが家のES-W114では、ヒートポンプに小型のサポートヒーターを組み合わせた「ハイブリッド乾燥NEXT」が採用されています。

ヒートポンプを中心に効率よく乾かしながら、サポートヒーターであたたかさを加えて仕上げる仕組みです。

ES-W114で洗濯から乾燥まで6kg運転した場合の消費電力量は、約600Whです。

電気代は1回約19円と約58円

SHARPのドラム式洗濯乾燥機を例に、洗濯から乾燥までの電気代を比較すると、次のようになります。

比較項目ES-W114(わが家)ES-12X1ES-K10B
モデル年度2021年度2025年度2023年度
乾燥方式ハイブリッド乾燥NEXTハイブリッド乾燥NEXTヒーターセンサー乾燥
比較する乾燥容量6kg6kg6kg
洗濯〜乾燥の消費電力量約600Wh約590Wh約1,880Wh
1回の電気代約18.6円約18.3円約58.3円
1日1回使用した場合の年間電気代約6,800円約6,700円約21,300円

電気料金を31円/kWhとして計算すると、わが家のES-W114とヒーター式のES-K10Bでは、1回あたり約39.7円の差があります。

1日1回、毎日洗濯から乾燥まで運転した場合、年間の差は約1万4,500円です。

6年間使うと、電気代の差は約8万7,000円になります。

比較した3機種はいずれも乾燥容量6kgですが、モデル年度、洗濯容量、搭載機能などは異なります。そのため、完全に同じ条件の商品比較ではありません。

また、実際の電気代は、電力会社の料金プラン、洗濯物の量や素材、室温、選択するコース、フィルターの状態などによって変わります。

※消費電力量は、SHARP「ES-W114」公式仕様およびSHARP「ES-12X1」乾燥機能・省エネ比較をもとにしています。

本体価格だけでなく、何年間使うかで考える

一般的に、ヒートポンプ式のドラム式洗濯乾燥機は、本体価格が高くなりやすい傾向があります。

そのため、購入時の価格だけを見ると、ヒーター式のほうが魅力的に感じるかもしれません。

ただ、乾燥機能を毎日使う家庭では、ランニングコストの差も無視できません。

年間で約1万3,400円、6年間で約8万円の差になると考えると、本体価格が多少高くても、ヒートポンプ式を選ぶ意味は十分にあると思います。

一方、乾燥機能を雨の日にしか使わない家庭や、設置スペースを優先したい家庭では、コンパクトなヒーター式が合う場合もあります。

大切なのは、本体価格だけではなく、「乾燥をどのくらい使うか」まで考えて選ぶことです。

ドラム式洗濯乾燥機にも手入れは必要

もちろん、ドラム式洗濯乾燥機を買えば、洗濯に関するすべての家事がなくなるわけではありません。

乾燥フィルターや排水フィルターの掃除は必要ですし、素材によっては乾燥機に入れられない衣類もあります。

本体価格も、一般的な縦型洗濯機より高めです。

それでも、毎日の洗濯物を干して取り込む作業と比べれば、わが家にとっては十分に元が取れる家電でした。

家事は「少しの手間」を減らすことが大切

ドラム式洗濯乾燥機のよさは、洗濯が少し早く終わることではありません。

「洗濯物を干す」という工程を、毎日の生活から丸ごとなくせることです。

さらに洗剤と柔軟剤の自動投入があれば、洗濯物を入れてボタンを押すだけで、乾燥まで終わります。

家事は、小さな作業の積み重ねです。

一つひとつは大した手間ではなくても、それが毎日続けば、時間だけでなく気力も削られます。

だからこそ、家電でなくせる工程は、できるだけ家電に任せる。

これまでいろいろな家電を買ってきましたが、ドラム式洗濯乾燥機は、今でも私の「買ってよかった家電No.1」です。

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