妻は一人暮らしのころから、宅配型のウォーターサーバーを契約していました。
結婚後もそのまま使い続けていたのですが、私には少し気になることがありました。
ひとつは、水代だけで月4,000円近くかかっていたこと。
もうひとつは、床に置くスタンド型だったため、意外と場所を取ることです。
もちろん、冷たい水と温かいお湯がいつでも出るのは便利です。
ただ、キッチンに大きなウォーターサーバーがあり、毎月約4,000円かかる状態を見ていると、「もう少しコンパクトで、安く使える方法はないかな」と考えるようになりました。
マンション購入を機にウォーターサーバーを見直した
マンションを購入すると、キッチンの蛇口に浄水器が一体化されていました。
カートリッジを定期的に交換すれば、蛇口を切り替えるだけで浄水を使えます。
購入時には「医療分野でも使われる中空糸膜を採用している」という説明もあり、飲み水や料理に使うには十分そうだと感じました。
ただし、「医療分野でも使われる素材」というのは、医療用と同じ水になるという意味ではありません。浄水性能は、カートリッジごとに定められた除去対象物質や交換時期で確認する必要があります。
せっかく浄水器が付いているのに、別に月4,000円近い水を契約し続ける必要があるのか。
妻に何度かメリットを説明し、最終的には宅配型ウォーターサーバーを解約することになりました。
買ったのはToffyの卓上型ウォーターサーバー
宅配型を解約したあとも、「いつでも冷水と温水が出る便利さ」は残したいと思っていました。
そこで購入したのが、Toffyの卓上型ウォーターサーバーです。
市販の2Lペットボトルを本体上部に取り付けて使う、買い切りタイプのウォーターサーバーです。
Toffyらしい少しレトロなデザインで、見た目がかわいいのも決め手でした。
現行のK-WS2は、本体の幅が約20.8cm、奥行きが約30.5cm。2Lペットボトルを上に取り付けるため高さには余裕が必要ですが、床置き型と比べると圧迫感はかなり少なくなりました。
大きな専用ボトルを保管する必要もありません。
市販の2Lペットボトルを使うため、水がなくなったらスーパーなどで必要な分だけ購入できます。Toffy公式サイトでは、現行モデルの温水温度は85~95℃、冷水温度は10~15℃と案内されています。
毎月決まってかかる水代がなくなった
以前の宅配型ウォーターサーバーでは、水代として毎月4,000円前後かかっていました。
Toffyに替えてからは定額の水代がなくなり、市販の2Lペットボトルを使った分だけ支払う形になりました。
仮に2Lの水を1本100円で購入した場合、月々の水代は次のようになります。
| 1か月に使う本数 | 水の量 | 水代 |
|---|---|---|
| 4本 | 8L | 約400円 |
| 8本 | 16L | 約800円 |
| 15本 | 30L | 約1,500円 |
| 30本 | 60L | 約3,000円 |
使う量が少ない家庭ほど、宅配型より水代を抑えやすくなります。
ただし、実際にはウォーターサーバー本体の購入費用と電気代もかかります。また、市販水の価格や使用量によっては、それほど大きな節約にならない家庭もあります。
「必ず月400円になる」というわけではなく、定額で届く水をやめて、自分たちが使った分だけ購入できるようになったことが、わが家にとって一番大きな変化でした。
子どもが生まれてから、温水のありがたさを実感した
宅配型ウォーターサーバーを解約するときは、「浄水器があるなら、ウォーターサーバー自体なくてもいいのでは」とも考えていました。
それでも卓上型を残しておいてよかったと感じたのが、子どもが生まれてからです。
赤ちゃんのミルクは、毎日決まった時刻に作るとは限りません。
そろそろ寝るかなと思った瞬間に泣き出したり、夜中に突然必要になったりします。
そのたびにお湯を沸かすのは、待ち時間が短くても地味に大変です。
ウォーターサーバーなら、必要になったときにすぐお湯を出せます。眠い夜中にお湯が沸くのを待たなくてよいだけでも、とても助かりました。
なお、厚生労働省は、乳児用の粉ミルクを作る際には70℃以上のお湯を使うよう案内しています。ウォーターサーバーをミルク作りに使う場合も、出てくるお湯が70℃以上であることを確認し、ミルク缶に記載された作り方に従う必要があります。厚生労働省の調乳ガイドライン
現行のToffy K-WS2は温水の設定温度が85~95℃ですが、電源を入れた直後や連続してお湯を出した場合なども含め、使用時の状態を確認することが大切です。
ペットボトルへの浄水の詰め直しは推奨されていなかった
ここは、わが家の失敗として正直に書いておきます。
購入当初、わが家では市販の水がなくなったあと、空いたペットボトルに蛇口の浄水を入れ、Toffyにセットしていました。
衛生面が気になったため、ペットボトル自体は1週間ほどで新しいものに交換していました。
この使い方なら、購入する水は週1本ほど。1本100円とすれば、月約400円です。
以前の月約4,000円と比べると、月約3,600円、年間では約4万3,000円の削減になると考えていました。
しかし、この記事を書くために取扱説明書を確認したところ、Toffy K-WS2では、水道水を入れたボトルを使用しないよう明記されていました。
そのため、ペットボトルに浄水を詰め直して使う方法はおすすめできません。
Toffyのペットボトル差し込み型を使う場合は、メーカーの説明に従い、市販の2L飲料水をそのままセットするのが正しい使い方です。
蛇口の浄水をウォーターサーバーで使いたい場合は、最初から水道水や浄水の補充に対応した機種を選ぶ必要があります。Toffy K-WS2取扱説明書
Toffyの卓上型が向いている家庭
実際に使ってみて、Toffyの卓上型ウォーターサーバーは、次のような家庭に向いていると思います。
- 宅配型を契約するほど大量の水は使わない
- 毎月決まった量の水が届くと余ってしまう
- 床置き型を置くスペースがない
- 市販の2Lペットボトルを自分で購入できる
- 冷水と温水をすぐに使いたい
- 本体のデザインにもこだわりたい
反対に、水を大量に使う家庭や、重い水を自分で買って運びたくない家庭には、宅配型のほうが便利かもしれません。
また、小さな子どもがいる家庭では、温水の安全ロックだけに頼らず、子どもの手が届きにくい場所へ設置することも大切です。
固定費を減らしながら、必要な便利さは残せた
宅配型のウォーターサーバーは便利でしたが、わが家にとっては、水の量と本体の大きさが少し過剰でした。
マンションの浄水器を普段の飲み水や料理に使い、すぐに温水・冷水が欲しい場面には、Toffyの卓上型を使う。
この形に変えたことで、毎月決まって届く水と固定費を見直しながら、ウォーターサーバーの便利さは残せました。
特に、子どもが生まれてミルクを作るようになってからは、「お湯がいつでも出る」という機能に何度も助けられました。
宅配型ほどの水は必要ない。でも、冷水と温水がすぐに出る便利さは欲しい。
そんな家庭にとって、市販の2Lペットボトルを使える卓上型ウォーターサーバーは、検討する価値のある選択肢だと思います。

